自分でWebサービスを作ってみる その1
「なんかWebシステムつくりたい!」ので、自力で環境構築からサンプルプログラム作成までを目指す。
絵描いてる人が休憩にらくがきしはじめるみたいなやつ。
…とはいえ、いつもコーディングが主なので環境構築自体はやらないんですよね…
慣れない作業なので手順メモとして残しておきます。あくまでメモなので詳細は参考文献へ。
とりあえずさくらインターネットの無料期間を利用し(2週間)
最近のPHPのフレームワークといえば…でlaravelを使用。
今回の内容
- さくらインターネットでサーバーを借りる
- TeraTermからログインしてみる
- laravelでプロジェクトを作る
- プロジェクトをローカルに落とす
- HelloWorldする
さくらインターネットでサーバーを借りる
こちらから。
スタンダードプランとしました。
レンタルサーバー|さくらインターネット - 無料SSL対応!お試し2週間
登録が終わったら「仮登録のお知らせ」というメールがくるので、
管理ページからパスワードを好きなものに変更しておきます。
変更したパスワードでSSHやFTPできます。
TeraTermとWinSCPからログインしてみる
お好みのツールでよいのですが、とりあえず個人的に慣れている両ツールからログインできることを確認。
laravelでプロジェクトを作る
参考文献はこちら
さくらレンタルサーバにLaravelをインストールする - Laravel学習帳
Laravel5をさくらのレンタルサーバで動かす(スタンダードプラン以上) | C-RTX BLOG
composer.phar のダウンロード・インストール
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php # php composer.phar で確認可能
プロジェクトを作る
php composer.phar create-project "laravel/laravel=5.2.*" [プロジェクト名] # ホームディレクトリにプロジェクト名のディレクトリができていればOK
publicディレクトリの中身を、ホームディレクトリの「www」に移動する
laravelでは通常ドキュメントルートがpublicディレクトリのようですが、
レンタルサーバーなので、「○○.sakura.ne.jp」で出てくるのは「home/www/index.php (やindex.html)」固定です。
ということで、publicの中身を移動させます。
cd ./[プロジェクト名]/public/ mv ./.htaccess ../../www/.htaccess mv ./favicon.ico ../../www/favicon.ico mv ./index.php ../../www/index.php mv ./robots.txt ../../www/robots.txt mv ./web.config ../../www/web.config
移動させたら、移動先のindex.phpを書き換えます。
/../bootstrap/ ... となっているところを /../[プロジェクト名]/bootstrap/ ... にする(2か所)
ここまででプロジェクトの基本設定が完了しているはずなので、「○○.sakura.ne.jp」にアクセスしてみる。
真ん中に大きく「Laravel5」と表示されたらOK。
Hello World する
IDEにはNetBeansを選択。PHPStormは有料だしEclipseは重いし。
ファイル>新規プロジェクト>PHP>既存のソースを使用するPHPアプリケーション
で、「ソース・フォルダ」にダウンロードしたフォルダを選択すればOK。
PHPの場合、HelloWorldしたければindex.phpにそう書くだけでもちろん実現するんですが、
まあもちろんやりたいことはそうじゃないので、もう一歩踏み込みます。
参考文献
LaravelでHello Worldの表示 - Laravel学習帳
ビュー 5.1 Laravel
laravelでは、ルーティングを app/Http/routes.php で行っているとのこと。
中身を見てみると、デフォルトで以下のようになっていました。
Route::get('/', function () { return view('welcome'); });
これは、ルート(○○.sakura.ne.jp/)を呼び出すと「welcome」というviewの中身を返す、という意味合いのよう。
ということで試しに書き換えてみる。
Route::get('/', function () { return "hello LARAVEL and PHP world!!!!"; });
これをWinSCPでアップロードしたのちにアクセスしてみると、無事にこの文字列が表示されました。
さらにもう一歩だけ踏み込んで、welcomeというviewとやらを探してみると、resources/views/welcome.blade.php がそれの模様。
確かに「Laravel 5」の文字があったので、これを任意の文字に書き換え、
さっきのroutes.phpをもとに戻してアップロードしたら再度アクセス。
無事に書き換わりました。
ということでHelloWorldはとりあえずここまで。