「MySQL Cluster」とは - アナログCPU：5108843109

弊社運営のサイトのうち、特定の時期にアクセスが集中するサイトがあるのでなんとか負荷を分散できないか調べたやつ。
結論から言うと不採用になりそうだがせっかくなので調べた内容を残しておく。

データベース(というかSQL)は大好物だが、サーバやネットワークにはクソ疎いので解釈とか間違ってる可能性アリ。

氏のサイトにはいつも大変お世話になっているので、お布施代わりにうっかり自費購入。
ありがたやありがたや

クラスタ構成のリレーショナルデータベース
- 共有部のない「シェアードナッシング型」
- 「アクティブ-アクティブ型」
  - http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0812/03/news138_3.html
MySQLとは開発ツリーの異なる別製品
- 元はエリクソン向けに携帯通信網の加入者DBとして開発されていたもの
MySQLでストレージエンジンとして使用可能

単一障害点(SPOF)の無い構成を組むことができ、可用性が高い
3つのノードで構成
- ノードの種類
  - データノード：データを格納するノード
  - SQLノード：アプリから発行されたSQLを解析し、データノードとやりとりし応答を返すノード
  - 管理ノード：データノードとSQLノードを管理するノード
データをメモリ上に持っており、トランザクションを高速に処理できる
- ハードウェアのスペックは高水準が求められる
- データ量によってはメモリに展開しきれない模様
  - ディスク上に持つことも可能だが、デメリットが多い
    - 処理が遅くなる、OPTIMIZEが効かない…など
NoSQL(データノードへ直接アクセスする「NDB API」)でもアクセス可

MySQL Clusterが専用で利用するネットワークを準備する必要がある
- データノード同士・データ/SQLノード間の通信では認証や暗号化を行わないため
  - 暗号化することも可能なようだが、当然その分遅くなる
通信経路を冗長化しておくべき

インデックスが他のストレージエンジンとは大きく異なる
MySQL ClusterがTEXTやBLOBを苦手としている（データ量の問題）
大きなトランザクションも苦手（細かく大量なトランザクションを捌く方が得意）
InnoDBとはトランザクション分離レベルが異なる
- InnoDBでは「同じトランザクション中では同じデータを何度読んでも同じ」だが、MySQL Clusterでは「同じトランザクション中でも読み込む度に値が変わる」可能性がある

隙がなくなったMySQL Cluster 7.3登場！！これで勝つる。
http://nippondanji.blogspot.jp/2013/06/mysql-cluster-73.html